ドコモhome5Gの分割払いも終わったから解約したぜ。
残った本体はどうしよう。邪魔だから捨てるかな。せっかく高い端末代金払ってもったいないけど。
待って!スマホくん!
解約後の本体には使い道が残ってるから、捨てる前に少しだけ話を聞いて!
もったいないから教えてくれ!
ドコモhome5Gを購入契約している場合、本体端末は解約後に返却は必要ないので手元に残ります。
購入契約している場合とは言いましたが、ドコモhome5Gはレンタル契約をしていないので、全ての人が購入契約しているはずですが。
この解約後に残った本体端末は当然そのままでは使うことができませんが、ただ捨てるだけは非常にもったいありません。
ドコモホームルーター「home5G」、解約後の本体端末の使い道
ドコモhome5Gの残った本体端末には3つの使い道があります。
それぞれ詳しく解説します。
中古で売る。需要があるので相場も高い
ドコモhome5Gの本体端末は中古で売ることができます。
2024年6月時点での中古相場は以下のとおりです。(当サイト調べ)
ドコモhome5G中古相場 | |
---|---|
HR01 | 5,000円~7,000円 |
HR02 | 13,000~15,000円 |
「SIMのみ契約」「格安SIMが使える」ドコモhome5Gの需要は多い
上述のように、ドコモhome5Gは解約後の端末に使い道が多いので、需要が多くて相場も高い傾向があります。
また、もともの端末代金が高いので、故障した場合に中古を購入する人もいるようです。
個人的には捨てるくらいなら、売ってしまった方が全然良いと思います。
4大キャリアのホームルーターの中で、「ドコモhome5G」と「WiMAX」は中古端末の需要が多く相場もわりと高いです。
逆に「SoftBank Air」と「楽天ターボ」は中古の需要が少なく、相場も非常に安くなっています。
理由はSoftBank Airと楽天ターボは専用SIMでしか使えない(格安SIMが使えない)、SIMのみの契約ができないので、中古端末の使い道がほとんどないからです。
WiMAXはSIMのみの契約、他社SIMでの使用もできます。
格安SIMを入れて使う(SIMフリー)
ドコモhome5GはSIMフリーなので専用SIM以外でも使うことができます。
もちろんドコモ以外の他社SIMでも使うことができるので、格安SIMなどを契約して使うことができるのです。
ドコモhome5Gはホームルーターの中でも端末性能がピカイチに高いので、スマホのテザリングや下手なSIMフリールーターを使うよりも通信の質は良いと言われます。
格安SIMを使う場合いくつか注意点があるよ。
①できればドコモ回線を選ぶ
②APN設定が手動で必要
①できればドコモ回線を選ぶ
格安SIMを使う場合、できればドコモ回線を契約するのがおすすめです。
なぜなら、ドコモhome5Gは対応バンド(周波数帯)がドコモ回線に合わせてあるので、電波が繋がりやすくなるからです。
ドコモhome5Gの対応バンドと各キャリアの対応バンドを見ると、他社回線にすると対応するバンドがかなり少なくなってしまうことがわかります。
次点で、auなら5Gも受信可能なのでそんなに悪くはないと思います。
逆に、楽天は対応バンドは少ないのですが、「最強プラン」の使い放題が安いので、ドコモhome5Gに入れて使っている人も多いようです。
ドコモ回線の格安SIMを使ったほうが間違いないな!
ドコモhome5Gの対応バンド
HR01 | HR02 | |
---|---|---|
5G | n78(3.7GHz) n79(4.5GHz) | n2(700M) n78(3.7GHz) n79(4.5GHz) |
LTE | バンド1(2.0GHz) バンド3(1.7GHz) バンド19(800MHz) バンド21(1.5GHz) バンド28(700MHz) バンド42(3.4GHz,3.5GHz) | バンド1(2.0GHz) バンド3(1.7GHz) バンド19(800MHz) バンド21(1.5GHz) バンド42(3.4GHz,3.5GHz) |
各キャリアの対応バンド
ドコモ | au | SoftBank | 楽天 | |
---|---|---|---|---|
5G | n78(3.7GHz) n79(4.5GHz) n257(28GHz) | n77(3.7GHz) n78(3.7GHz) n257(28GHz) | n77(3.7GHz) n257(28GHz) | n77(3.7GHz) n257(28GHz) |
LTE | バンド1(2.0GHz) バンド3(1.7GHz) バンド19(800MHz) バンド21(1.5GHz) バンド28(700MHz) バンド42(3.5GHz) | バンド1(2.0GHz) バンド3(1.7GHz) バンド11(1.5GHz) バンド18(800MHz) バンド26(800MHz) バンド41(2.5GHz) バンド42(3.5GHz) | バンド1(2.0GHz) バンド3(1.7GHz) バンド8(900MHz) バンド11(1.5GHz) バンド28(700MHz) バンド42(3.5GHz) | バンド3(1.7GHz) パートナー回線 バンド18(800MHz) バンド26(800MHz) |
②APN設定が手動で必要
APN設定とは、インターネットの接続先を認識させるための設定です。
新たなSIMを入れて使う場合、このAPN設定が必ず必要になります。
スマホであれば簡単にできたりもしますが、ドコモhome5Gでは設定画面から手動で行う必要があります。
契約したSIM事業者のAPN情報をドコモhome5GのAPN設定に入力して設定します。
APN情報は契約したSIM事業者事に違います。
大抵は契約後にSIMカードと一緒に紙面で送られてきますし、公式サイトを調べても簡単にわかります。
APN設定の詳しいやり方はドコモhome5Gの取扱説明書に記載されています。
新たにSIMのみ契約をして使う
ドコモhome5Gは端末の購入をせず、SIMのみで契約することができます。
以前はできなかったのですが、2023年4月からドコモショップ(オンライン、店頭)のみ申込みができるようになりました。
中古で5,000円くらいなら売れそうなのか。
それなら全然売りたいぜ!
値段を下げれば、けっこう簡単に売れると思うよ。
一度解約してから再度申込む人はあまりいないとは思いますが、使える本体端末がある場合はSIMのみの契約も手段の一つです。
ドコモhome5Gは購入しても端末代金実質0円として提供されています。
しかし、それは「月々サポート」という割引によって「毎月1,980円×36ヶ月間=71,280円」という端末代金と同額の割引が受けられ実質0円となるということです。
注意点は36ヶ月間の途中で解約した場合、「月々サポート」が受けられなくなり、端末代金の残債の支払いが発生します。
実際の端末代金は71,280円とかなり高額ですので、端末を新規購入した場合、短い期間で解約した場合のリスクはかなりでかいです。
ちなみにドコモhome5G専用SIMは、ドコモhome5G端末でしか使うことができないよ。
他社のホームルーターでは使うことができないんだな。
ルーター中継機としては使える?
ドコモhome5Gにはブリッジモード(APモード)や中継機モードがないので中継機としては使えません。
ブリッジモードと中継機モードとは、ルーター機能をOFFにして親機となるルーターの中継機として使う方法です。
ブリッジモードは有線での接続、中継機モードは無線での接続をします。
中継機として使うことができれば、新しいルーターのWi-Fiをサポートすることができるのですが、残念ながら使えません。
ルーターの中継機やブリッジモードとしては使えないのか。
ちなみにWiMAXのルーターはブリッジモードが使えるよ!
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まとめ
契約時に購入したドコモhome5Gは解約後に返却の必要はなく、購入者の所有物となります。
なので、その残った端末をどうするかは利用者の自由。
残った端末には3つの使い道があります。
最後まで閲覧いただきありがとうございました!