楽天ターボって悪い評判が多いよな。
やっぱりやめとこうかな?
確かに悪い評判も多々あるよね。
だけど、悪い評判って悪く言おうと思えばいくらでも言えるから、なかなか判断しづらいよね。
確かに。特に詳しく知らないものなら余計に難しいよな。
ということで今回は、楽天ターボの悪い評判に反論できるものには反論し、反論できないものには反論しない、そんな内容を書いていきたいと思います。
楽天ターボの悪い評判からわかるデメリット
楽天ターボの口コミ・評判を調べていて特に多かった悪い評判を6つピックアップしました。
それぞれ詳しく見ていきます。
- 料金が高い(スマホの使い放題の方が安い)
- 通信速度が遅い
- 楽天モバイルのSIMをSIMフリーホームルーターで使ったほうが良いのでは?
- 登録住所でしか使えない
- スマホセット割がない
- 専用SIMでしか利用できない
料金が高い(スマホの使い放題の方が安い)
楽天モバイルには料金が高すぎるという評判が多く見られます。
スマホの方が「使い放題プランの方が料金が安いし、どこでも使えて通話もできる。それと比べると楽天ターボにはメリットがない」という意見です。
確かに、楽天モバイル最強プランは無制限で月額3,278円。
楽天ターボは月額4,840円で、さらに端末代金もかかると考えるとかなり高いと言えます。
楽天ターボはWi-Fi性能が高い、LAN接続ができるメリットが
確かに料金的には高い楽天ターボですが、スマホのテザリングにはないメリットがあります。
楽天ターボはアンテナ性能やWi-Fi性能が高く、より遠くまでより強くWi-Fiが届きやすいメリットがあります。
また、Wi-Fi6にも対応で、たくさんの端末を同時接続しても遅延が起こりづらく、通信が安定するというメリットもあります。
さらにLANポートが2つ搭載されているのでLANケーブルでの有線接続も可能です。
スマホでのテザリングは接続が途切れやすく不安定だったり、Wi-Fi範囲も広くない。
さらにスマホのバッテリーを消耗してしまうなどのデメリットも。
出先などでちょっと使うには良いけど、思いっきりネットを使うのにはちょっと物足りない性能を感じる。
通信速度が遅い
楽天ターボは通信速度が遅い、という評判をけっこう見かけます。
確かにXなどに報告されている通信速度にはかなり遅いものも見られます。
口コミにおける各ホームルーターの通信速度の平均値を調べてみます。
他社ホームルーターと比較すると、確かに一番遅い通信速度が報告されています。
下り通信速度 | 上り通信速度 | Ping値 | |
---|---|---|---|
楽天ターボ | 82Mbps | 30Mbps | 60ms |
WiMAX | 120Mbps | 19Mbps | 46ms |
SoftBank Air | 101Mbps | 9Mbps | 44ms |
ドコモhome 5G | 191Mbps | 20Mbps | 47ms |
通常使用には十分すぎる通信速度。アップロードが速いという特徴も
平均下り通信速度は82Mbpsでした。
4K高画質動画でも推奨下り通信速度20Mbpsなので、これは一般的なネット使用であれば十分すぎる性能と言えます。
また楽天ターボはアップロードが速度が速いという特徴があったので、動画やSNSのアップロードには向いていてる性能があるようです。
通信速度が極めて遅いという口コミをしている人は、電波環境の悪い場所で使用している可能性もあるよ。
ホームルーターは電波受信強度が通信速度に大きく影響するから、本体を窓際に設置するなど対策をしないと電波強度が十分にならない場合があるんだ。
特に5Gみたいな高周波数帯の回線は障害物の影響を受けやすいので建物の中で電波が悪くなりやすいから注意が必要。
楽天モバイルのSIMをSIMフリーホームルーターで使ったほうが良いのでは?
楽天モバイルの最強プランをSIMのみで契約し、白ロム(SIMフリー)のホームルーターを購入して使った方が良いのでは、という口コミをしている人がいました。
実際楽天ターボは楽天モバイルと同じ楽天回線を使用しますので、楽天ターボと楽天モバイルは回線による通信速度は変わりません。
さらに、楽天ターボの端末代金(Rakuten Turbo 5G)も41,580円とかなり高いと言われています。
白ロムのホームルーターは2万円弱くらいで最新の5Gモデルを購入できます。(WiMAXの中古品もかなり出回っています。)
詳しい人にはおすすめだが
家電や通信に詳しく、設定などを問題なくできる人にはこのやり方は普通におすすめの方法です。
Amazonで売られているホームルーターのレビューなどを見ても、実際に楽天のSIMを入れて使っているという口コミがけっこうあります。
このやり方のデメリットは、手間がかかり面倒くさく、APN設定などが必要で少し難しいところです。
詳しい人からしたら大したことはないかもしれませんが、あまりデジタルに詳しくない人には少しハードルが高いと言えるでしょう。
その点、楽天ターボは手続き一発で完了で、端末が届いたらコンセントに指すだけで簡単に使えるというのがメリットと言えるか。
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登録住所でしか使えない
楽天ターボは登録先住所でしか使えないので、「モバイル回線の意味がない」「Pocket WiFiの方が良い」という評判を見かけます。
確かに楽天ターボは登録住所でしか使うことができます。
もし住所の変更なく使用した場合、使用場所は楽天側でわかるようで警告を受けるようです。
登録住所以外で使えるホームルーターはWiMAXだけ
SoftBank Air、ドコモhome5Gも楽天ターボ同様に登録住所でしか使うことができません。
登録先住所以外でも使えるホームルーターはWiMAXだけです。
登録住所以外でも利用できれば、職場や旅行先などにも気軽に持っていって使えるのより便利な使い方ができます。
どこでも使えるポケットWi-Fiの方が良いんじゃないか、という意見もあるよね。
ただポケットWi-Fiと比べると、通信性能が高く、通信速度が速くて安定するのはやはりホームルーターなんだ。
スマホセット割がない
楽天ターボにはスマホセット割がなく、他社ホームルーターに比べるとメリットが少ないと言われます。
SoftBank AirはSoftBankとワイモバイルのスマホとのセット割、ドコモhome 5Gはドコモスマホとのセット割、WiMAXはauとUQ mobileとのセット割があります。
それぞれ、家族の全員のスマホまで対象で、1人最大1,000円が毎月割引されるという強力な割引サービスです。
楽天モバイル利用者へのキャンペーン開始
楽天ターボは新たなキャンペーンとして、楽天モバイルユーザーを対象に楽天ポイント20,000ポイント還元キャンペーンを開始しました。
現在楽天モバイルを契約中の人も、楽天ターボ契約後に楽天モバイルに契約する人も対象となります。
一時だけ楽天モバイルを使って、ポイントをもらったら他社の格安SIMに乗り換えるとかもできるから、ある意味他社ホームルーターよりも自由度が高い割引と言えるかもな。
楽天ターボ専用SIMでしか利用できない
楽天ターボの端末(Rakuten Turbo 5G)は、一応SIMフリーモデルではあるのですが、楽天ターボ専用SIMでしか通信できない仕様になっているようです。
なので、解約後は他社格安SIMなどを入れて使うことができないデメリットがあると言われます。
中古需要がなくなる
これは反論の余地なく完全なデメリットと言えるでしょう。
解約後に他社SIMを入れて使えないのは、中古で売ろうにも需要がないので二束三文にしかならないというデメリットにもなります。
フリマサイトを見ても、他社SIMが使えるドコモ home5GやWiMAXの取引はかなり多いですが、他社SIMに対応していないSoftBank Airや楽天ターボはほとんど取引されていなく価格も安いことからも明らかです。
端末代金4万円超とかなり高いのに、解約後はゴミ同然になるというのは確かにきついな。
端末代金を安くするか、他社SIMも使えるように改善してくれ!
まとめ
楽天ターボの悪い評判についてまとめました。
そしてあえてその悪い評判に反論するようなことをまとめさせていただきました。
確かに悪い評判どおりデメリットもありましたが、中にはその代わりこんなメリットがありますよ、というものもあったのではないでしょうか。
ディベートみたいなもので、反論も聞くことでよりわかりやすく考えやすくなればと思い書かせていただきました。