WiMAXが遅くて動画がスムーズに見られない!解約してやろうか!
ネットが遅いとイライラするよね。気持ちはわかるけど、対策をして改善できかもしれないよ
このページではWiMAXホームルーターの通信速度が遅いときの原因と改善策について解説しています。
「通信速度が遅くて動画がスムーズに見られない!」
「急にネットが重くなってページがなかなか開かれなくてイライラする!」
ネットの通信速度が遅いと非常に困りますしイライラもしますよね。
WiMAXホームルーターの通信速度が遅かったり、急に遅くなったりするトラブルは珍しくありません。
遅い場合はいくつかの原因が考えられ、原因によっては対策をすることで改善できる可能性があります。
WiMAXのホームルーターについて検討している人は、こちらの記事でWiMAXホームルーターについてまとめていますので併せてご覧いただければと思います。
WiMAXホームルーターはこんな人におすすめ!メリット・デメリット、選び方を完全解説
WiMAXが急に遅くなった!原因は?
まずは通信速度が遅くなった原因を見つけよう。
WiMAXの通信速度が遅くなる原因は5つの理由が考えられます。
それぞれ詳しい内容と対策を解説します。
1.通信速度制限にかかっている
2.回線が混雑している(夜間など)
3.電波が悪い(ルーターの位置や環境が悪い)
4.端末の不具合
5.通信障害が起きている(プロバイダ側の問題)
通信速度制限にかかっている
使いすぎによる通信速度制限がかかり通信速度が遅くなっている可能性です。
WiMAX+5Gは使い放題なので使いすぎによる通信制限はありません。
以前は3日間で15GBの制限がありましたがそれも撤廃されで完全使い放題になっています。
ただ、使い放題できるのは「スタンダードモード」のみで、「プラスエリアモード」は月間30GBまでの制限があります。
プラスエリアモードで30GB以上のデータ通信をすると通信速度制限を受けてしまいます。
誤って知らない間にプラスエリアモードに切り替わっていた可能性もあるので、通信モードをチェックしましょう。
また、旧プランのWiMAX2+の場合は3日間で10GBのデータ制限と、ハイスピードプラスエリアモードの月間7GBまでの通信制限があります。
WiMAX+5Gはプラスエリアモードに制限、
WiMAX2+は3日で10GBとハイスピードプラスエリアモードの制限があるよ。
スタンダードモードに切り替えると速度制限は解除される
WiMAX+5Gのプラスエリアモードの通信制限を受けた場合、通信制限をされるのはプラスエリアモードだけです。
スタンダードモードに切り替えることで速度制限は解除されます。
WiMAX2+ではのハイスピードプラスエリアモードで制限がかかった場合は、通常モードのハイスピードモードまで制限速度がかかってしまいます。
3日間10GBの制限を受けた場合は、間近3日間の通信量が10GB以下になれば速度制限は解除されます
また、速度制限を受けるのは18時〜翌2時までの間だけです。
回線が混雑している(夜間など)
WiMAX利用者が一斉に通信を行い回線が混み合うと、通信速度が遅くなることがあります。
利用の集中しやすい時間帯、お昼休み時や夕方から夜間にかけてなどが回線が混みやすい時間帯です。
また、利用者の多い地域は特に回線が混み合いやすく、通信速度が遅くなる可能性が多くなります。
WiMAXに限らず光回線とかでも回線の混雑で遅くなることはあるよな。
混雑しやすい時間帯を避ける
回線が混雑して通信速度が遅くなっている場合、対策できるのは混雑時間帯を避けるしかありません。
お昼12時〜13時、夕方の18時〜21時くらいの時間帯が一番混みやすいので、大容量の通信はなるべく避けた方が良いでしょう。
電波が悪い(ルーターの位置や環境が悪い)
WiMAXは電波の受信強度が通信速度に大きく影響します。
電波がうまく受信できないことで通信速度が遅くなっている可能性があります。
同じ建物内でも場所によって電波強度は全然違います。
特にWiMAX回線は建物などの影響を受けやすい特徴があるので設置場所は非常に重要です。
設置場所によって10Mbpsくらいは余裕で違ってくるよ。
おすすめの設置場所
窓際は電波が入りやすいので設置場所として最適です。
基地局との位置関係や周辺の建物の影響も受けるので、向きなども色々試して一番電波の良い場所に設置しましょう。
周辺に電子機器などがあると、Wi-Fi通信の障害にもなるので電子機器からはなるべく離した方が良いです。
また、電波の受信レベルは本体の画面やランプで確認可能ですが、アプリや設定ツールを使ってより詳細な受信レベルを確認することをおすすめします。
端末の不具合
WiMAXルーター本体の不具合が原因で通信がうまくできていない可能性があります。
一見エラーなどが出ていなくても不具合が出ている可能性もあるので注意が必要です。
口コミなどでも速度が遅い原因がわからず、再起動してみたら改善されたという声がけっこう多くあります。
また、スマホやパソコンなどの接続機器側の不具合の場合もあるので、接続機器の再起動や設定の再確認で改善される場合もあります。
本体不具合の場合は再起動で改善されることがあるよ。
本体の再起動やリセット
本体再起動の方法は一度コンセントを向いて電源を切り、再び電源を入れます。
起動が終わったら接続を行ってください。
再起動しても不調が直らない場合はリセット(初期化)を試してみてください。
ホームルーターは端末裏面か底面あるリセットボタンを細い物(ピンなど)で長押しします。
ポケット型Wi-Fiは本体を操作して設定からリセットをします。
通信障害が起きている(プロバイダ側の問題)
まれにですが、WiMAXのプロバイダ側で通信障害が起きている場合があります。
工事やメンテナンスなどで一時的にサービス中断も場合もあります。
通信障害情報の確認
通信障害情報はUQ WiMAXの公式サイト障害情報で確認できます。
UQ WiMAXがWiMAXの運営元になりますので、UQ WiMAX以外のプロバイダでもこちらで確認してください。
通信速度をもっと速くしたい時の裏技
WiMAXは設定や使い方によって通信速度が向上する可能性があります。
少しでも通信速度を速くするための設定や使い方について解説します。
1.2.4Ghzと5Ghz帯のWi-Fiの使い分け
2.自作パラボラアンテナを作る
3.クレードル、有線接続を使う
4.Wi-Fi設定を見直す
2.4GHzと5GHz帯のWi-Fiの使い分け
WiMAXルーターのWi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯の2つがあります。
基本的には通信速度の速い5Ghz帯での接続をおすすめします。
2.4GHzと5GHzのWi-Fiの違いは以下のとおりです。
離れた部屋などで5GhzのWi-Fiが入りづらい場合などは2.4Ghzでの接続の方が有効な場合もあります。
メリット | デメリット | |
2.4GHz | ・電波遠くまで届きやすい ・建物の障害を受けにくく、離れた部屋で繋がりやすい | ・5GHzより通信速度が遅い ・家電の影響を受けやすく通信が不安定 |
5GHz | ・通信速度が速い ・家電の干渉を受けにくく安定しやすい | ・離れた部屋などに届きづらい ・屋外で使う場合は設定が必要 |
Wi-Fiは基本的には5GHz帯を使おう!
自作パラボラアンテナを作る
WiMAXは電波の受信強度を強くすればするほど通信速度も向上します。
電波の入りやすい場所(窓際)に設置することが最も重要です。
設置場所を工夫した上でさらに電波受信強度を良くしたい場合、自作パラボラアンテナを設置する方法があります。
ステンレス製のボールなどを使うことで、電波を集約してを受診強度を強くすることができます。
そんなに難しくなさそうだから、試してみる価値はありそうだな!
クレードル、有線接続を使う
LANケーブルなどの有線接続はWi-Fiよりも通信が安定するので、通信速度の向上が期待できます。
特にオンラインゲームでは有線接続が推奨されています。
モバイルルーターの場合はクレードルを使えばLANケーブルを使用することができます。
また、Speed Wi-Fi 5G X11やSpeed Wi-Fi NEXT WX06のようにアンテナ内蔵型のクレードルは、電波受信向上による通信速度の向上にも期待できます。
ゲーム機やテレビなどはLANケーブルで接続しといた方がいいね!
Wi-Fi設定を見直す
ここからはかなりマニアックになりますが、Wi-Fi設定を微調整することで通信速度が向上できる可能性があります。
WiMAXルーターはWi-Fi設定で「帯域幅」や「Wi-Fiチャンネル」設定を変更することができます。
基本的にはデフォルトの設定が最も通信速度が速い状態になっているであまり変更しない方が良いのですが、使用環境によっては通信速度が向上する場合があります。
帯域幅は広い方が通信速度は向上しますが、出力が弱くなり遠くまで届きづらくなったり安定性が落ちる場合があります。
その場合には狭い帯域幅に設定することで向上することができます。
Wi-Fiチャンネルは細い周波数帯のことで、周囲で使っていない周波数帯を使うことで通信が安定します。
機種にもよりますがデフォルトでは自動になっています。
アプリなどで空いている周波数帯を調べることも可能です。
最適なWi-Fi設定は使用環境によりますので、色々試してみて通信速度がどう変わるかを調べてみるしかありません。
大幅な改善は難しいかもしれないけど、少し通信速度を上げたい時に試してみるといいかも。
どうしてもだめならクレーム・解約
色々やってみたけどダメなんだけど・・・
「通信速度が遅い原因がわからない」「全部の改善策を試したけど通信速度が良くならない」という場合には、自分ではもはやどうすることもできないので、プロバイダにクレームを言って対策をしてもらうか、解約しかありません。
WiMAXのサポートの問い合わせ先と、WiMAXの解約について、おすすめの乗り換え先ネット回線を紹介します。
WiMAXプロバイダの問い合わせ先
問い合わせを行う場合は、ご自分の契約しているプロバイダに問い合わせましょう。
各プロバイダのお問い合わせは以下のリンクにあります。
・UQ WiMAX
・BIGLOBE WiMAX
・GMOとくとくBB
・カシモWiMAX
・BroadWiMAX
・おきらくホームWi-Fi
8日以内なら初期契約解除ができる
解約する場合、違約金や端末代金の残債の支払いが発生する場合がありますが、WiMAXは契約から8日以内なら初期契約解除ができ、契約のキャンセルが可能です。
ただ、プロバイダによっては初期契約解除でも端末の返却ができず代金の支払いが発生するところがあるので注意が必要です。
併せて読みたい
注意!WiMAXは初期契約解除でも端末代金は支払う?返品不可のプロバイダは?
おすすめの乗り換え先
WiMAXを解約する場合のおすすめの乗り換え先のネット回線を紹介します。
ちみなにWiMAXはプロバイダによって通信速度は変わらないのでWiMAXは諦めて他のサービスに乗り換えましょう。
解約料(違約金や端末代金の残債)がある場合は乗り換えキャンペーンのあるネット回線がおすすめです。
SoftBank Air(GMOとくとくBB)
SoftBank Airは最大100,000円までの乗り換えキャンペーンを行っています。
乗り換えキャンペーンを適用すれば他社からの乗り換えにかかる違約金や端末代金の残債がキャッシュバックされます。
SoftBank AirはWiMAXと同じモバイル回線で通信をするホームルーターです。
代理店のGMOとくとくBBから申し込むことで、SoftBank公式キャンペーンとGMOとくとくBB独自キャンペーンをダブルで受けることができるのでお得に申し込めます。
SoftBank Air(GMOとくとくBB)の乗り換えキャンペーンの申込みページはこちら
NURO光
NURO光は最大60,000円までの乗り換えキャンペーンを行っています。
乗り換えキャンペーンを適用すれば、他社からの乗り換えにかかる違約金や端末代金の残債がキャッシュバックされます。
独自回線を使うNURO光は光回線の中でも特に通信速度に優れるサービスです。
NUROモバイルとSoftBankスマホのセット割を受けることができます。
NURO光乗り換えキャンペーン申込みページはこちら